比内地鶏のすき焼き

比内地鶏

鳥天狗の比内地鶏コースでは
比内地鶏をまるごと楽しんでいただきたいなと思っています。
分かりやすくいろいろな部位を食べていただける料理として、
冬場にたまに登場する比内地鶏のすき焼きがあります。

先日、仙台の雑誌kappoでも鳥天狗のすき焼きを取り上げていただき、
それを見たお客様からの予約時にすき焼き希望のご連絡が増えています。
(県外の雑誌なのにkappoの影響力すごい、、、)

その時期・その日の食材によりコース料理内容が変わる鳥天狗ですので
あまり料理の要望は受けないようにしているのですが
kappoの紙面に泥を塗らないように(笑)、すき焼きはなんとしても準備するべく頑張っております^^

すき焼きの内容としましては、
まずは内臓を召し上がっていただきます。

・きんかん(メス鶏のおなかの中にある段階の未成熟の卵)
・らんかん(きんかんは卵管を通って卵として排出される)
・レバー
・ハツ

比内地鶏は一日に流通する量が少ないので内臓の流通も少ないです。
それに加えて比内地鶏の内臓が「生」で流通しているのはほとんど見かけませんので、
そういう意味でも貴重かなと思います。

割下は日本酒古酒をたっぷり使用して(もったいないな、、、とヨダレを垂らしながら作っています)旨味を強化して、
さらにバターで炒めた玉ねぎと一緒に煮込むことでさらに旨味を足すという
旨味を乱暴に重ねまくった味わいとなっています。
美味しいに決まっていますね。笑

それを比内地鶏の卵につけて召し上がっていただいています。

続いて、
モモ肉の脂分の多いところも同じように割下で煮て召し上がっていただきます。
手に入れば、美味しいキノコや男鹿の豆腐なども一緒に。

そしてこの時に割下に溶け出す比内地鶏の脂がメチャメチャ美味しくて、
できれば〆にご飯を入れておじやにしてもらってます。
(ボリュームが多くてたどりつけない方も多い。。。)
秋田の産直にたくさん出回っている美味しい生の激辛唐辛子を乾燥→燻製してからパウダーにした
一味唐辛子をしれっとかけてさらに旨味を強化しています。

牛のすき焼きよりも脂分がくどくないかなと思いますので、
おじやオススメです。

良かったらぜひオーダーしてみてくださいね!

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