比内地鶏のきんかん(未成熟のたまご)

比内地鶏

焼き鳥屋さんでは
ちょうちんなんて名前で串の先にブラブラとしているものを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

このキンカンという部位は、
メス鶏の体内にある状態でして内蔵扱いです。
そしてこの周りに白身や殻を形成して体外に排出されたものが卵ですね。

基本的に比内地鶏はメス鶏が流通していまして、
もちろん当店もメス鶏を扱わせていただいてますので、
このキンカンも一緒に送っていただいています。

ーーーーー
ちなみに比内地鶏のオス鶏はほとんど流通していませんが、
超高級食材「あきたシャポン」としてごく少量流通しています。
その記事はこちら→あきたシャポン
ーーーーー


さて、きんかんの味わいについてなのですが
濃厚な卵黄といったところでしょうか。
薄皮の下にパンパンに卵黄がつまっているので、
軽く火入れしてから口に放り込むとプツンとはじけます。


とても美味しいです。

鳥天狗では漬けにして召し上がっていただくことが多いです。

写真のように見た目がパンパンなのは、
冷凍ではなく冷蔵でそのまま送っていただいているからです。
(冷凍されたものは
解凍した時に水分が抜けてしぼんだ感じになります。)

秋田県では生のキンカンはあまり流通していないように感じますので、
もしご興味があるようでしたらご予約時にその旨をお伝えください。
なるへくご用意できるように頑張ります。

パンパンなのは見た目だけではなく食感もで、
さっと火入れして口に放り込んで噛むとパンとはじけます。

二口で食べようとすると大変なことになりますのでご注意ください。笑

コメント