「あきたシャポン」とは、
比内地鶏のオスをシャポンとして育てた鶏のことです。
ちなみにシャポンというのは
オスの鶏を去勢して飼育した鶏のことで、
フランスのブレス鶏のシャポンが有名。
食材的な知識に加えて、
医学的な知識も入っているので去勢方法の詳細はわかりませんが、
牛や豚に比べて去勢するのは難しいそうです。
(体の小ささもありますが、
鶏の場合は摘出する部分が体内に埋まってしまっているからと聞いたことがあります)
本来は本能により喧嘩してしまうのであまり長く飼育できないオス鶏を、
飼育期間を長くできるようするために去勢して闘争本能をなくしているそうです。
ケガだらけの鶏ですと出荷できませんからね、、、
ホルモンバランスが変わるからか、
闘争本能だけではなく肉質自体も去勢した雄と去勢してない雄では全然違うようです。
飼育日数は210日~240日で
だいぶ長いです。
(今扱わせていただいてる比内地鶏の飼育日数は150日)
飼料にもこだわっていてミルクの粉を名古屋から取り寄せて与えているとのこと。
2024年1月に初めて扱わせていただきます。
高級食材なのでビクビクしてます^^
ちなみに下世話な話ではありますが、
仕入れ値のイメージは以下の通り。
ブラジル若鶏 < 国産若鳥 ≪ 比内地鶏 ≪ あきたシャポン
1.5倍 3倍 3倍
とっても高いのですが
飼育日数や飼料を考えたら当たり前の値段で、
大量生産には向かないので
むしろもっともっと値段が上がってもおかしくないです。
扱わせていただけて嬉しい!!
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